その人の豊かさは、「自由に放っておくことが(縛らずに)」できるものが、どれだけあるかの数に比例しています。 (Thoreau)
自分の意思に基づいてシンプルに生きることは、現代の危機的な多くの問題に対応するものです。その問題とは、自然環境の崩壊、官僚制度の複雑化、世界中に蔓延する飢餓、社会的な目的と団結力の喪失、非人間的な経済など、他にも多々あります。私たちは、生き方のスタイルが、これら多くの問題と関係があるということを、あまり意識的に気付いていません。シンプルに生きるスタイルは、クリエイティブで、包括的なものであり、現代の様々な問題を解決する方法を持っているのです。
同時に、関連している多数の問題と取り組むことで、このような生き方は (さらに…)
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ある師が、弟子たちにむかって、いつ夜が終わり一日が始まるかがどのようにして分かるかを尋ねました。ある弟子は「遠くに動物が見え、それが牛か馬か区別できるとき」。
「いや違う」師は答えました。
「遠くに木が見えて、それがマンゴかニームの木かが分かるとき」。
「それも違うな」。
そして弟子たちは師に尋ねました。「それでは、一体何なのですか?」
「ある男の顔をみて、その顔に自分の兄を思い出すとき、ある女性の顔を見て、その顔に自分の妹を思い出すときだよ。それができなければ、今が一体何時であろうと、太陽が出ていてもいなくても、いつまでも夜なのだよ」。(From the book “Taking Flight” by Anthony de Mello, page 161)
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問題となるのは、仕事がないということではなく、有給雇用に対する極端な依存を作り出し、健全な社会に本質的と思われる多くの活動を無視して、逆にダメージを与えるような仕事に給与を与えている社会構造です。ここ10~20年前までは、人々は、無給形態でより生産的な仕事に就いていたことを思い出してみてください。そのような社会では、基盤となる骨組みがしっかりしていて、現在の社会よりも、もっと安全性と充足感を人々に提供していました。
持続可能な生活を営むためのイニシアチブは、様々な状況や願望に反応して進化することもありますが、今までの方針や実例から、いくつかの特徴が推測できます。例えば、 (さらに…)
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近代の社会は、暴力や、過度な競争、自殺、ドラッグ中毒、欲、そして環境悪化などあらゆる方向に病的な行動を生み出している機能不全な状態に陥っています。これは社会が、社会的な絆(触れ合い)、信頼、愛情、共有された神聖な意味などの私たち(社会に住む人)のニーズを満たすことができず、必然的にもたらされている結果です。貧困、環境破壊、そして社会的分裂を深めている3重層の危機は、まさにこの社会の「機能不全」な実体が現れたものなのです。
(From the book”When Corporations Rule the World” by David Korten, pages 261 – 2)
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火曜日に、サンフランシスコ・クロニクル新聞の一面に載ったストーリーを読んだ人は、2005年12月14日、メスのザトウクジラが、カニを取るためのワナの網にひっかかったクジラのことを知っていると思います。メスクジラは、何百ポンドという重さのわなの網にからまり、水面で苦しんでいました。何百ヤードものロープが、後尾部、胴体にまとわりつき、口の中にまで一本のロープが食い込んでいました。
ある漁師が、FARRALONE諸島の南あたりで彼女を見つけ(ちょうどゴールデン・ゲートの外側)、環境保護団体に助けを求めました。数時間以内に、救助隊がやってきて、 (さらに…)
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あなたの 新品の車を借りて、私がぶつけてしまったことを覚えていますか?
殺されるかと思ったけれど、あなたはそうしなかったわ。
あなたを無理やりビーチに連れて行った日を覚えていますか?
「雨が降るよ」とあなたは言ったけれど、実際雨は降ったかしら?
あなたは、こういうと思っていたわ。「ほらみろ、言った通りじゃないか」。
でもあなたは言わなかった。
あなたを嫉妬させようと、私が他の男性といちゃついていた日を覚えていますか?
実際、嫉妬したのかしら?
私はあなたを失うと思ったけれど、あなたは私のもとを去らなかったわ。
あなたの車のマットに、ストロベリーパイをこぼしてしまったことを覚えていますか?
ぶたれるかと思ったけど、あなたは何もしなかった。
ダンス・パーテイーが、実はフォーマルだといい忘れた日、あなたがジーンズで現れた日を覚えていますか?
あなたは私を捨てると思ったけれど、そうしなかった。
あなたがそうすると思ったけれど、実際しなかったことは、他にもたくさんある。
でもあなたは我慢してくれて、愛してくれて、守ってくれた。
あなたがベトナムから帰ってきたら、私は、たくさん埋め合わせをしようと思っていたの。
でもあなたは戻ってこなかったわ。
(LIVING, LOVING & LEARNING by Leo F. Buscaglia, p 76-8)
手遅れになる前に、今、あなたにとって大切な人に感謝してください。
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繊細(感受性が豊か)であるということは、確かに、物事に対して思いやりのある感情をもつことです。 例えば、苦しんでいる動物を助けてあげたいと思うこと、多くの人が裸足で歩く道に転がっている石をよけてあげること(怪我をすると危ないから)、道でくぎが落ちていたら、車のタイヤがパンクしてしまうかもしれないと拾ってあげることなどです。繊細(感受性が豊か)であることは、他人、鳥、花、木の存在を感じること。それらが自分のもの(自分が所有しているもの)だからということではなく、あなたがこの美しい物事、事象に目覚めているからです。では、どのようにして「繊細な(感受性豊かな)」心を育てていくことができるでしょうか?。。。
あなたの感受性がより豊か(敏感)になると、自然に咲く花を摘まなくなります。「破壊したくない」(自然に美しく咲いている花を奪いたくない)、人を傷つけたくないという願望が自発的に生まれ、真の尊敬、愛情が生まれてきます。愛するということは、人生で一番大切なことです。しかし、愛とはどのような意味があるのでしょうか? (さらに…)
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私たちが住むこの美しい地球に、心から感動を覚えるようになると(美しさを痛感すると)、深い気持ち(尊敬の念)を「地球」に対して持つようになります。そのことを早く認識することで、現実に今起こっている「この美しく完全なる地球」を破壊するような恐ろしい活動を阻止することができるのです。
この破壊的活動は(地球を思いやり尊敬していない活動)、実は、私たちのもっと基本的な意識のレベルに障害があることを示しており、私たちが(事実として)認めている以上に、思っている以上に、問題の規模は大きいのです…
無理に地球を破壊してしまうような行為を止める条件は、私たち自身が、地球の魅力というものを、現実として (さらに…)
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神なる存在に背を向けることは「罪」であり、また他の表現でいうと、個性の原動力となる気まぐれで信頼できない「エゴ」が、一時的に、「内なる自分」と一体化する探求の道からそれてしまう時に起こる「疎外感(疎遠)」です。ここでいう「内なる自分」とは、正真正銘の完全な人間となるために、あらゆる可能性を含んでいる、十分に満足している生き生きとした自己(自分)のことです。よって、別のことを模索していては、完全な人間となることはありません。無神経で、思いやりに欠けてしまうと、潜在能力の可能性に気付く事はできないからです。つねに的を外してしまいます。あなたの中に住む深い輝きを放つ神によってデザインされた、ユニークな個性のブループリントに命を吹き込むことができないのです。一体化、つまり自己実現(開発)、そして宗教用語では「永遠なる生命」と呼んでいるものの始まりを探求する過程において、あなたは挫折してしまうでしょう。罪・疎外感は、精神的な病で、もし治癒されなければ、希望も人生の輝きもない生き地獄へとあなたを導いてしまうのです。(From the book “Mystical Paths” by Susan Howrath, page 224)
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今日の社会が定めている標準というものは、とても平凡なものです。現状を維持するだけで、個々が持つクリエイティブなパワーにチャレンジすることは、ほとんど出来ないのです。
全く新しい世界を自分のために創り上げてください。あなたが本当に求めていることを満たしてくれる世界です。そうすれば、世界全体に対する意識のクオリティー(質)を上げることにもなるのです。思いっきり想像してください。自分だけの歌を歌ってください。
「自分の夢を実現させ、 (さらに…)
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