一番私達を脅かす(おびやかす)ものは、実は暗闇ではなく「光」なのです。頭脳明晰で、ゴージャスで、能力があって、素晴らしい存在に自分がどうしたらなれるだろうか問いかけてみます。そして気付くのです。誰もがそうであることを。
私達は、神の子なのです。自分がまるで重要でない人物のように思うこと(そして行動すること)は、誰のためにもならないのです(私達だれもが特別な存在であり、自分が望めば、他者のためになる行動を取る力を持っているのです)。
周囲の人たちが居心地悪くならないようにと、自分の価値を落とすように振舞っても、それは本当の意味で「目覚めた」行為とはいえません。
私達の誰もが、子供がそうであるように「輝く存在」なのです。
自分の中にある神の栄光を明白にするために、生まれてきたのです。限られた人だけではなく、私達全員の心の中にあるのです。自分の光を輝かせることで、無意識的に周囲の人の心の中にある「光」も輝いていくのです。自分の恐怖から解放されると、自然に、あなたの存在が、相手の存在をも解放していくのです。(Nelson Mandela, 1994 Inaugural Speech)