歓喜の世界を創り出す事―なんと喜ばしい事だろう!
今日の世界では、急ぐことは事の重要さを表すものですが、深い所では精神的怠惰の表れにもなりえます。自分の暮らしが多忙を極めているとき、私たちには結びつきを深める時間はありません。私たちは抵抗も無く、自らに肉を提供させるために動物を苦しめたり、安い品物の提供のために人々を苦しめることを、現代の生活を営むためには仕方ないこととしています。それでも、全ては私たちにかかっているのです!!!
私たちの怠惰が、そのような悪の繰り返しを許すのです。木を植え、育てる(つくる)ことよりも、木を切り倒す(こわす)ことの方が、どれほど簡単なことか。しかし、様々な種類の動植物に溢れた森が、何もない荒地よりもどれほどに美しいのだろう。つくることは時間と努力が必要 で、その果実は全ての善き人々のためになるような美しい世界を>つくりだせるでしょう。
そのためには、進歩というものの意味を見直さねばなりません―単なる“経済的な前進”(破壊的活動の助長という所まできている)というものから、“善き文化”をつくるというもの、心や体、魂に快く全ての命を尊重するものへ。私たちがこの方向へと歩みを進めたとき、私たちは皆ともに地上に楽園をつくる共同参画者になります―ああ、なんと喜ばしいことだろう!!! (レミさんの翻訳)