抑圧された自然は、抑圧された思い出と同じように私たちの文明化した生活を悩まし続けます。このようなエネルギーが蓄積されると、最終的には、野生的な(激しい自由奔放なエネルギー)、理不尽な、暴力的で破壊的な心理作用や行動を生み出してしまうことがあります。さらに、自己虐待(マゾヒズム)、理不尽な感情(精神病的な観念(考え)や、自虐的なうつ病などの可能性)を心の内側に植えつけてしまうかもしれません。または、この抑圧された野生的なエネルギーは、「様々な社会の基準や体制にそぐわないとみなされるもの」(悪い方向)、もしくは、原生(自然)保護(よい方向)など、外向きに人間の文明社会に対して向けることも可能でしょう。

この「心・体・スピリット」からなる生命体(有機体)の野生的な側面を理解し、仲良しになり(よい関係を構築し)、自分のアイデンテイテイーと融合させることで、この浪費され、抑圧されたエネルギーは、あらゆる面で、遊び心、建設的な関係、そしてクリエイティビティー(創造すること)に使用できるようになります。 (From the book Ecotherapy by Howard Clinebell. page 30)

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