今日(こんにち)においてあまり好ましくないとされている人間の行動は、私達ひとりひとりが関わるべき大規模な変化に対する恐怖心から起こっています。
地球規模の苦悩(困難)をオープンな心で認識すること、そしてその問題に対して怒りを覚え、心を悩ませることは、スピリチュアル的にあなたが成熟であることを物語っています。神秘論主義的な観念に基づいて言えば、それは「魂の真っ暗な夜」です。それは自分が慣れ親しんでいる安全なもの、保証されているもの、そして精神的な快適さなど、型にはまった状態から勇気を出して抜け出し、見知らぬ境地に前進していくことです。そうすることで、マインド(頭でコントロールしようとすること)が影響を及ぼさず、プロセス自体が自然と動き始めるようになります。(つまり自分でコントロールするのではなく、自然の摂理であるがままに(正しいものにむかって)物事が起こるようになってきます)。その暗闇を越えると、新しい世界が待っているのです。(Coming Back To Life (by Joanna Macy and Molly Young Brown), p. 45)