今年はなんて嵐の様に乱れた年だったのでしょう！世界を見渡すと、２０１１年という年は自然災害や異常気象（タイやオーストラリアの洪水、アメリカでの巨大竜巻、東アフリカでの大干ばつ）と、その他（ニュージーランド、トルコ、日本での大地震）が「普通」になった年として憶えられるでしょう。そしてまだまだだと言うかのごとく、人災が引き起こした大惨事（ロンドンでの暴動、ユーロ危機、そして日本での原発職員により「操作」された原発事故）が事態をかき回して、たくさんの人々を恐怖のどん底に落としました。まるで、人類全体がＳＦホラー小説の中に放りこまれたかのようです。

こんなに不安定な時期に、誰が恐れを感じないでしょうか？しかし、恐怖のあまり凍っているようではそれを増幅させて、その力に溺れ、人生に希望を見出せなくなってしまいます。「恐れ」をコントロールし、希望の光をまた灯すには行動あるのみです。災難の中での助け合いは自分が恐怖の中にいたとしても、人のため、自分のためにできる事があり、何もできないという事はないと気づかせて恐怖を追いやってくれます。

前向きに前向きに思い行動する事は、恐れや心配に対して驚異的な中和剤になります。悲しみに溺れ悲劇のヒロインになるか、苦しい経験を教訓に思いやりの心をもって物事に接するかはあなたの決めることです。これは、それ自体が自分自身を癒す行動であり、歴史上の心の先導者たちが教えてきた事でもあります。これが神様を信じる（完全になる）ということです。２０１１年の終わりがあなたに贈りものを、あなたが世界に優しさを発信し、心に安らぎがおとずれますように。（REMIさんの翻訳）