外にでて行動を起こすこと――それが最初の一歩です。

簡単なことですが、大多数の人にとっては、それがなかなか難しいようです。家にテレビやゲーム機などの娯楽アイテムを揃え、ぬくぬくと過ごし、そして一日の終わりには、時間を無駄にしたような気分になっています。または、世の中のさまざまな問題を人のせいにして、それに自分たちが関与しているとは認めたくないのでしょう。

「わんぱくフリッパー」のイルカの調教師で有名なリチャード・オバリー氏が最近話題になっています。オバリー氏監督の「The Cove」は受賞作のドキュメンタリー映画の中で和歌山県太地町の入り江で行われているイルカの殺戮(追い込み猟)とその窮状が取り上げられています。オバリー氏は反対運動のリーダーの役目に戸惑いを感じながらも、イルカ猟の継続を犯罪と見据え、こう語ります。「どうやってイルカを助けられるのか分らない。でももし、私が行動をおこさなければ何も起きないんだ。」現在、オリバー氏は世界中で講演し、たくさんの人にインスピレーションを与えています。

ひとつだけ確かなことは、家の中にこもり、自然界や社会で起きていることに携わらなければ、なにも変わることはありません。そして私たちの心もしぼんでしまいます。私たちは、みな、ポジティブな影響を生み出せる個々の能力を持っています。そして、その能力は人とかかわることで発揮できることが多いです。それはまるで桜の木が、寒い2月に一番最初に勇気を出して、閑散とした冬景色の中に彩を加え、訪れる春に、新しい生命の息吹を吹き込む様のようです。そう、私たちにも同じことができるんです。まずは最初の一歩から始めてみませんか!

jambodave
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